ちゃっと当番表 操作マニュアル
避難所や地域行事の当番を、みんなで決めて引き継ぐためのアプリです。この冊子では、画面を開くところから、参加予定・参加実績・引継ぎの記録までを説明します。対象はバージョン 1.2.0 の日本語表示です。
はじめに覚えること
- 使う人全員で、同じグループの同じアプリメッセージを開きます。
- 参加できる人を登録し、本人と相談して「参加予定」を記録します。
- 仕事が終わったら「参加済み」または「不参加」に変更します。
- 残った仕事や注意点は「引継ぎ」に書き、次の人が読んだことを記録します。
この冊子の「押す」は、スマートフォンのタップ、パソコンのクリックの両方を指します。画面図は操作位置を分かりやすくするため、一部の項目を省略して再構成した説明図です。端末や画面の幅により、並び方が変わることがあります。
| 調べたいこと | ページ |
|---|---|
| 準備とアプリの開き方 | 2 |
| 画面の見方と参加者登録 | 3・4 |
| 当番作成と参加実績 | 5・6 |
| 引継ぎとリーダー交代 | 7・8 |
| 通信・言語・書き出し・困ったとき | 9〜11 |
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準備して同じアプリを開く
最初の共有は、会場の準備をする人が行います。参加する人は、共有されたアプリメッセージを開いて使います。TinyBoxやアカウントの設定は、現地の担当者に確認してください。
準備する人が行う操作
- 端末のDelta Chatで、会場用のグループを用意します。TinyBoxなどを通して、グループ内でメッセージが届くことを確認します。
- chat-touban-1.2.0.xdc をグループにファイルとして添付します。添付したアプリを開きます。
- 「更新・使い方」で「会場・避難所名」を入力し、「会場名を保存」を押します。
参加する人が行う操作
- 同じグループに入り、準備した人が送ったアプリメッセージを探します。
- そのアプリメッセージを開きます。読み込みが終わったら使えます。
大切なこと アプリを各自で送り直すと、別の当番表ができます。みんなで使うメッセージを一つに決めてください。配信チャットでは共同編集できません。
| 使うファイル | 用途 |
|---|---|
| chat-touban-1.2.0.xdc | Delta Chatでみんなと共有する本番用 |
| index.html | ブラウザーで一人で試すデモ用。共有はしません |
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役割ボードの画面を見る
「役割ボード」では、日付と時間帯を選び、足りない役割を探せます。広い画面では右側に個人負担が表示され、スマートフォンでは下側へ続きます。
| 番号 | 見る場所 | できること |
|---|---|---|
| 1 | 表示言語・保存状況 | 言語の変更。受付待ちと全員への到達を区別して確認します。 |
| 2 | 今日・明日・日付 | 日付を選びます。「全日」はすべての日付を表示します。 |
| 3 | 朝・昼・夜 | 時間帯を切り替えます。数字は必要な担当枠の充足状況です。 |
| 4 | 当番カード | 役割、時間、場所、リーダー、予定・実績を見ます。 |
| 5 | 個人負担 | 選択した日を含む週の回数と延べ時間を見ます。 |
赤の「あと○人分不足」は担当枠の不足、緑の「充足」は必要枠が埋まった状態です。同じ人が複数の役割を担当する場合があるため、数字は別々の実人数とは限りません。重複の警告も確認してください。
「全日」を選ぶと当番は全日付の表示になります。個人負担だけは、今日を含む週の集計になります。
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参加する人を登録する
スマートフォンを持っていない人も登録できます。代理で入力する場合は、本人に呼び名・できること・参加できる時間を確認してから記録してください。
- 上の「参加者」を押し、「+ 参加者を登録」を押します。
- 「呼び名」に、本人が分かる名前や班名を入力します。同じ名字の人は番号などで区別します。
- できること、参加できる日時、夜間の参加を確認して入力します。
- 「参加者を保存」を押します。あとから「参加者を編集」で直せます。
| 項目 | 入力の考え方 |
|---|---|
| 地域の人物ID | 任意です。P-1234などの照合用番号。他のアプリと自動ではつながりません。 |
| 参加できる日時 | 例「午前中のみ」。自由記入のため、割当時に人が確認します。 |
| 夜間の参加 | 「可」「不可」「未確認」から選びます。夜間不可の新しい予定・希望は登録できません。 |
| 活動中 | 休む・離れるときは「いいえ」。過去の参加記録は残ります。 |
個人情報 住所、病歴、連絡先などは書かず、当番を相談するために必要な範囲にとどめてください。記録はチャット全員に共有されます。
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当番とリーダーを決める
当番は、仕事のまとまりごとに作ります。たとえば「受付」「配食」「トイレ清掃」です。必要人数と時間を先に決めておくと、参加できる人を相談しやすくなります。
- 「役割ボード」で日付と朝・昼・夜を選び、「+ 当番」を押します。
- 「当番名」「開始日」「必要人数」「開始」「終了」を入力します。場所と注意事項も記入します。
- 日をまたぐ場合は「終了日」を「翌日」にします。例:22時から翌6時。1件は最長24時間です。
- 本人の了承を得てリーダーを選び、「当番を追加」を押します。
リーダーは、当番の調整や引継ぎを助ける人です。管理者だけが編集できる仕組みではなく、全員が登録・訂正できます。リーダーを選んでも、その人の参加予定は自動では登録されません。次のページの操作で別に登録してください。
ひな形を使うとき 「役割ひな形から作成」を開き、「避難所の基本役割」または「地域行事の基本役割」を押します。人数・時間は例です。作成後に各当番を編集してください。
必要人数が0人の当番は「割当なし」です。新しい参加希望・予定を入れる場合は、先に必要人数を変更します。朝・昼・夜は表示上の分類で、夜間不可の判定には実際の作業時間を使います。
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参加予定と実際の参加を記録する
「予定」と「実際に参加したか」を分けて記録します。参加を強制せず、本人が無理なくできる範囲を相談してください。代理での記録もできます。
- 当番カードの「参加者・実績を管理」を押します。
- 記録する人の「予定・実績」で状態を選び、「記録」を押します。
- 仕事のあと、同じ画面で「参加済み」または「不参加」に変更して記録します。
| 状態 | 選ぶ場面 | 必要人数に数える |
|---|---|---|
| 参加希望 | 本人が参加したいと申し出た。まだ予定は確定していない。 | いいえ |
| 参加予定 | 本人と相談して参加する予定が決まった。 | はい |
| 参加済み | 実際に仕事に参加した。 | はい |
| 不参加 | 予定・希望はあったが、実際には参加しなかった。 | いいえ |
| 取消 | 間違った登録や取りやめた予定を取り消す。履歴は残る。 | いいえ |
注意が表示されたら 時間の重複や連続当番を本人・リーダーと確認します。やむを得ず記録する場合も、休憩や交代を相談してください。活動休止中・夜間不可の人に新しい希望・予定は入れられませんが、過去に参加した事実は記録できます。
参加状態が同時編集で食い違っている記録は、競合を解決するまで充足枠に数えません。画面上の「候補を確認・解決」を開いて確認します。
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引継ぎを残して読んだことを記録する
終わらなかった仕事、物資の場所、次の担当者への注意を書きます。作業の状態が具体的に分かる短い文にすると、受け取る人が動きやすくなります。
- 役割ボードの「引継ぎメモ」、または上の「引継ぎ」を開きます。
- 「関連する当番」で、当番名、表示中の日付・時間帯、または「全体への連絡(日付なし)」を選びます。
- 内容を書き、「引継ぎを残す」を押します。
- 次の人は内容を読み、「読んだことを記録」を押します。
| 書くと伝わること | 記入例 |
|---|---|
| 残っている仕事 | 受付用紙はあと20枚。次の担当者が補充してください。 |
| 物資や鍵の場所 | 予備の袋は入口の青い箱にあります。 |
| 注意と確認先 | 西側の扉が閉まりにくいです。施錠後にリーダーへ確認してください。 |
訂正するときは新しい引継ぎを追加し、「先ほどの内容を訂正します」と書きます。過去のメモを上書きして消す操作はありません。
読んだ確認は、作業完了や交代への了承ではありません。重要な交代は、相手に直接確認してください。「引継ぎ」画面には全日付、役割ボードには関連する記録が表示されます。
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リーダー交代と負担を調整する
参加者はボランティアであることを前提に、できることと休む時間を相談します。回数だけで判断せず、作業時間や体調、家庭の事情も考慮してください。
リーダーが交代するとき
- 当番カードの「当番・リーダーを編集」を押し、新しいリーダーを選んで「当番を更新」を押します。
- 新しい人の参加予定も確認します。旧リーダーの参加状態は自動では変わらないため、必要なら訂正します。
- 引継ぎを残し、交代先に内容を直接確認します。
| 表示 | 見方 |
|---|---|
| 個人負担の回数 | 選択日を含む月〜日の、参加予定と参加済み。夜をまたぐ当番も開始日で集計。 |
| 5回以上の赤表示 | 休憩や交代を相談する目安。自動評価ではありません。 |
| 時間重複 | 同じ人の作業時間が重なっています。 |
| 連続当番 | 前後の当番が休憩なしで続いています。 |
| 延べ時間 | 担当した各枠の時間の合計。重なった時間も含みます。 |
当番を終えるとき 編集画面の「終了にする」を押します。記録は残り、あとから実績を訂正できます。「再開する」で予定の登録を再開できます。「別の日へ複製」は役割をコピーしますが、人員・リーダー・実績はコピーしません。
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通信が遅いときと更新が食い違ったとき
通信できなくても入力は端末に保存されます。ほかの人と共有するには、TinyBoxなどを経由してDelta Chatの更新が届く通信経路が必要です。
| 画面上部の表示 | 意味と確認すること |
|---|---|
| 端末保存済み | この端末に保存されています。共有完了を示すものではありません。 |
| Delta Chat受付待ち ○件 | Delta Chatに渡す処理を待っています。通信を確認してしばらく待ちます。 |
| 受付待ちなし | アプリからDelta Chatへの受付待ちはありません。全員への到達は未確認です。 |
| 端末保存エラー | 空き容量などを確認し、画面を閉じる前にJSONを書き出して保管します。 |
候補を確認してそろえる操作
- 黄色の「候補を確認・解決」を押すか、「更新・使い方」を開きます。
- 同じ項目に並ぶ内容を、記録した人と相談して確認します。
- 採用する内容の「この内容に統一」を押し、確認画面で進めます。
遅れて別の変更が届くと、再び候補が表示されることがあります。全員への到達を保証する表示はありません。急ぐ交代や安全に関わる連絡は、対面・紙の掲示も使って確認してください。
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言語を変えて練習し記録を保管する
表示言語は、画面上部の「表示言語」で選びます。この端末だけの設定なので、他の人の言語は変わりません。日本語が分からない人には、母語の名前を選んでもらいます。
対応する15言語 日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、ベトナム語、タガログ語、フィリピン語、ポルトガル語、ネパール語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語。
ボタンや警告は翻訳されます。入力した当番名・呼び名・引継ぎ文は自動翻訳されません。アラビア語では右から左へ表示します。未保存の入力があるときは、切り替える前に保存してください。
一人で操作を練習する
- index.html をブラウザーで開きます。別のCSSや画像をそろえる必要はありません。
- 「デモデータを追加」を押し、当番・実績・引継ぎを試します。デモはこのブラウザー内だけで、Delta Chatには共有されません。
| 書き出し | 用途 |
|---|---|
| JSON書き出し | 全履歴を参照・保管するためのファイル。アプリへの取込機能はありません。 |
| CSV書き出し | 全日付の当番・実績を表計算で見るためのファイル。見出しと保存値は日本語です。 |
本番では「更新・使い方」などの書き出しボタンを押すと、Delta Chatの共有画面が開きます。内容と送信先を確認して操作してください。新しい .xdc を添付しても旧記録は自動移行されません。旧メッセージと記録も保管します。
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困ったときの確認と操作の早見表
表示が変わらないときは、まず日付・時間帯・開いているアプリメッセージを確認します。通信やアカウントの設定が分からない場合は、現地の準備担当者に相談してください。
| 困ったこと | 確認すること |
|---|---|
| ほかの人の当番が見えない | 同じグループの同じアプリメッセージか、日付と時間帯が同じか確認します。TinyBoxへの接続とDelta Chatの送受信も確認します。 |
| デモデータを追加が見える | ブラウザーのデモモードです。本番で共有するにはDelta Chat内で .xdc を開きます。 |
| 予定を登録できない | 必要人数が0、当番が終了、参加者が活動休止、夜間不可に当てはまらないか確認します。 |
| 入力途中で確認が出た | 画面や言語を変えると未保存の内容を破棄することがあります。残したいときは中止して、先に保存します。 |
| 同じ人が二つの当番に出る | 実際の時間と負担を見て本人と相談し、不要な予定を取消・変更します。 |
| 新しい版に記録がない | 別のアプリメッセージは別の当番表です。旧メッセージを開き、必要に応じて書き出します。 |
普段よく使う操作
| したいこと | 押す場所 |
|---|---|
| 参加者を増やす | 参加者 → + 参加者を登録 |
| 新しい当番を作る | 役割ボード → 日付・時間帯 → + 当番 |
| 予定や実績を直す | 当番カード → 参加者・実績を管理 |
| リーダーを変える | 当番カード → 当番・リーダーを編集 |
| 次の人に伝える | 引継ぎ → 内容を入力 → 引継ぎを残す |
| 更新の食い違いをそろえる | 更新・使い方 → 競合の確認 → この内容に統一 |
本番前の確認 2台以上で同じアプリを開き、参加予定・参加実績・引継ぎが相手に届くことを試してください。切断中の入力と再接続、再起動、同時編集の候補の確認も、平時の訓練で試しておきます。
このマニュアルはバージョン1.2.0の操作を説明しています。実機での配送試験と各言語話者による翻訳校正は未実施です。運用前に現地の端末・通信環境で確認してください。
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